はてなブログのテーマを自動リロードしながら開発できるツールを作った

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Sass/Lessでテーマを書いて、リアルタイムで確認しながら開発できるツールです。

github.com

目次

インストール

動作にはNode.jsが必要です。 未インストールの方はこの辺からインストールしてください。

https://nodejs.org/ja/

ターミナルで以下のコマンドを実行すると、 hbt コマンドがインストールされます。

npm install -g @fand/hatena-blog-theme-boilerplate

使い方

hbt の使い方

0. 開発用ブログを作成する

テーマの開発には、開発用のブログを開設しておくと便利です。
既存のブログをエクスポート/インポートするなどして、サンプル記事を作成しておくと良いでしょう。

1. テーマの雛形を作成する

hbt コマンドでは、新しいテーマの雛形 + 開発環境を作成できます。
以下のコマンドを順に実行すると、 my-theme という名前のテーマが作成されます。

hbt my-theme   # my-themeを作成

以下のコマンドを順番に実行して、ライブラリをインストールしておいてください。

cd my-theme
npm install  # ライブラリをインストール

2. 開発用ブログにCSSが読み込まれるようにする

開発用ブログのデザイン設定画面を開きます。
カスタマイズ > デザインCSS の内容を削除し、 カスタマイズ > フッタ に以下の内容を入力してください。

<link rel="stylesheet" href="http://localhost:3000/index.css"/>
<script async src='http://localhost:3000/browser-sync/browser-sync-client.js'></script>

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変更を保存する を押すのを忘れずに!

3. テーマを開発する

テーマのディレクトリで以下のコマンドを実行すると、Sass/Lessのコンパイル及びライブリロード用のサーバーが起動します。

npm start

サーバーを止めるには Ctrl + C を押してください。

テーマのソースコードlib/ にあります。
hbtはデフォルトではSassを利用するので、 lib/index.scss が作成されます。
Lessを使いたい場合は、 lib/index.scss を削除して lib/index.less を作成し、 npm start を再度実行してください。

ブラウザで開発用ブログを開き、 lib/ 内部のファイルを編集すると、開発用ブログのデザインがリアルタイムで反映されるはずです。

(記事冒頭のGIFアニメ) f:id:amagitakayosi:20170822133701g:plain

4. 完成したテーマを出力

テーマのCSSindex.css に出力されます。
テーマを使いたいブログのデザイン設定画面で、 カスタマイズ > デザインCSSindex.css の内容を貼り付けてください。


macでしか動作確認してないけど多分Windowsでも動くはず……?
なんか困ったことがあればお気軽にコメントください。